先程、J-GIRLSより、遂にグレイシャア亜紀 vs 難波久美の再戦カードが発表されました。 日本の女子キック界の象徴的存在のグレイシャア亜紀選手との一戦は、難波久美選手にとって、本当に「特別なカード」です。この両者は2012年の7月8日に新宿FACEにて闘っており、その際はグレイシャア亜紀選手が貫禄の判定勝ちを納めております。当時、難波久美はバンタム級にて闘っており、フライ級のグレイシア選手との一戦は、互いのリミット中間点の契約体重にて行われました。この試合後、難波選手は階級をバンタムからフライに変更…これにはグレイシア亜紀選手への「リベンジ」への思いが強かった事が容易に想像出来ます。ある意味でグレイシア亜紀選手という女子キックの象徴的存在を倒すのは、どんなタイトルを獲得する事よりも価値があると言えるでしょう。難波選手が全ての持てる力の全てを発揮出来るように願います。
いよいよグローバル・ファイティング・チャンピオンシップ(GFC)でのピーター・アーツ vs デューイー・クーパーの一戦が来週に迫りました。非常に楽しみです。
■チャクリキ・ファイターズの試合・イベント予定 5月29日(木)「グローバルFC3」ドバイ ピーター・アーツ vs デューイー・クーパー
5月30日(金)「ファイナル・ファイト」フランス、ル・アーブル「ドックス・オーシャン体育館」 メインイベント 100kg超級 3分3R ジェロム・レ・バンナ vs ルシアン・ダニレンク
6月22日(日)「J-GIRLS」東京都新宿区「新宿FACE」 J-GIRLSピン級ランキング査定試合 サバイバルマッチ1 百花 vs 吉野楓香(闘神塾)
■2014年05月21日(水)
本戦復帰目指すノブ選手に心強い支援
本年度の公式戦リング復帰を目指すチャクリキ・ジャパンのエース、ノブ ハヤシ選手に心強いサポートが決まりました。数々のプロ野球選手、プロゴルファーなどの仙骨整体治療を行われている誠真メンタルオフィス株式会社代表の土屋誠真先生が、ノブ選手の公式戦復帰まで、マンツーマンにて長年の懸案箇所であったノブ選手の腰部のサポート治療を行う事が決まりました。 ノブ選手の腰は2005年には最悪の状態で、SHOOT BOXING 2005 GROUND ZERO FUKUOKAでのベン・ロスウェル戦、K-1 WORLD GP 2005 in PARISでのフレディ・ケマイヨ戦などは、ほとんど腰部の状態の悪さの為、敗戦を喫したと言っても過言では無いでしょう。白血病からのリング本戦復帰を目指すノブ選手にとって、一時期に比べると痛みは少なくなったとはいえ、腰部のコンディション調整も復帰戦へ向かっての、もうひとつの「要」でした。 今回、土屋先生を紹介頂いたのが、芸能界で「アニマル梯団」として人気を博し、現在はCoalaプロモーション株式会社の代表取締役であるコアラさんこと、宮谷信也社長です。宮谷社長、本当にありがとうございました。土屋先生の治療により、ノブ選手の腰のコンディションが良い方に向かえば、益々、本戦復帰へ向けの万全の体制が整います。
いよいよ、今週末の5月17日(土)、中国深圳市にて開催される「英雄伝説」に佐藤嘉洋選手(名古屋JKF)が出場し、シュー・イェン選手と対戦致します。 佐藤選手といえば、先日のチャクリキ協力「ACF 2」大会でも、同ジムの水野志保選手の応援の為に、会場で檄を飛ばしていました。本部席にも丁寧に挨拶に来てくれました。対するシュー・イェン選手は長島☆自演乙☆雄一郎選手をK-1大会にて1R KO、一気にその名を世界中に売ったハードパンチャーで、IGF上海大会にもエキジ戦にて参戦しておりました。世界が注目する大一番の実現です。本カードを実現させたチャイニーズ・ファイティング・プロモーション様に敬意を表します。また、チャクリキ大会にも参戦してくれた英雄伝説のエース、康恩(カン・エン)選手も健在で、シュー・イェン選手との2大エース体制で英雄伝説深圳大会を闘います。康恩選手の活躍にも期待したいです(大会セミファイナルが佐藤 vs イェンの英雄伝説世界72㎏級王座決定戦。メインイベントが康恩 vs コディ・モデリーの64kg契約戦) チャイニーズ・ファイティング・プロモーション様とは来年早々のビックイベントに関して、後日に大きな発表が出来そうです。非常に楽しみです。
■2014年05月09日(金)
世界キック情報
世界キックではGLORYの独り勝ち状態が続いておりますが、それでも各地で大きな話題はあります。 5月1日には米国カリフォルニア州、ロス北西のハンフォードにある「タチパレス・ホテル&カジノ」にて開催されたWCK(World Championship Kickboxing)の主催大会「BEAUTY and the BEAST」において、世界トーナメントが実現し、久々に「アメリカン・ハリケーン」カーター・ウィリアムス選手が登場しました。2005年の K-1 ハワイ大会でのノブ ハヤシ選手との激突が懐かしいです。カーター選手は、何と、巨漢の総合格闘家スティーブ・バンクス選手と対戦致しました。面白い事に、スティーブ選手も2009年1月にノブ ハヤシ選手と対戦予定でしたが、ノブ選手が白血病を疾患。対戦は流れ、ノブ選手の替わりに瀧川リョウ選手が代打出場し、スティーブ選手と闘いました。 カーター・ウィリアムス選手とスティーブ・バンクス選手の対戦は接戦となり、〔2-1〕の僅差にてスティーブ選手が勝利を収めました。 また、5月17日に予定されていた、バダハリ vs イスマエル・ロントの対戦は中止となりました。こちらは期待が高まっていただけに非常に残念です。
ベニー・アデグバイ選手はダニエル・サム選手に1R KO 勝ちを納めました。おめでとうベニ! ブラドック・シウバ選手はトーナメント準決勝で難敵のセルゲイ・ハリトーノフ選手を判定で下しました。決勝戦の相手は、あのベン・エドワース選手を1R KOで下したエロール・ジマーマン選手です。 決勝戦はもうすぐ! 頑張れブラドック!! (追記) GLORY16、ヘビー級トーナメント決勝戦、ブラドック・シウバ vs エロール・ジマーマンは、準決勝から1R KO 勝ちで調子の波に乗ったエロール選手が、連続の1R KO勝ちで制しました。ブラドック選手には残念ですが、ここは連続KOのコンディションを作って来たエロール・ジマーマン選手を素直に讃えたいと思います。 しかし、ここ2年でエロール選手は、ジェロム選手、ヘスディ選手、ブラドック選手にKO勝ちと、恐るべき成長を遂げております。