昨日の「Dynamite!!」でのジェロム・レ・バンナ vs 石井慧戦に来日したチャクリキの総帥、トム・ハーリック会長より、チャクリキ・ジャパン館長ノブ ハヤシに2つの大きなニュースが伝えられました。 1つはあの「地獄のローキッカー」ロイド・バン・ダム選手(左写真)のチャクリキ所属復帰です。ロイド選手はK-1の実力者として活躍し、ノブ選手とチャクリキ本部にて一緒にトレーニングをした仲で、WFCAの世界王者であり、初来日となった1999年のK-1 BRAVESトーナメントではトーマス・クチャゼウスキー、マット・スケルトンを連覇し準優勝を飾っています。2001年のK-1 GRAND PRIX 名古屋大会でも準優勝しており、戦績は83戦69勝(33KO)12敗2分です。一時期チャクリキを離れ、ユトレヒトで「ファイトクラブヴァンダム」の経営を始めてからも、一昨年5月にはチャクリキの若きMMA戦士アンダーソン“ブラドック”シウバとフルラウンドの引き分けとなる激闘を繰り広げたり、昨年2月の「Amsterdam Fight Club」ではヘビー級トーナメントで優勝するなど、活躍を続けていました。今後はチャクリキでのトレーニングに重点を置くようで、益々の活躍が期待されます。弟のクレイド・ヴァン・ダム選手も昨年10月の「RINGRAGEヘビー級トーナメント」にて優勝を飾るなど、兄弟揃っての大活躍が大きな楽しみとなります。 また、もう1つのニュースは、あのPRIDE王者「皇帝」「60億分の1の男」エメリヤーエンコ・ヒョードル選手が本年よりアムステルダムのチャクリキの本部にて、トム・ハーリック会長指導のもとでトレーニングを開始するという大ニュースです。これでチャクリキ本部にはピーター・アーツ選手、ジェロム・レ・バンナ選手、エメリヤーエンコ・ヒョードル選手、ヘスディ・カラケス選手、ブラドック・シウバ選手、ロイド・バン・ダム選手、クレイド・ヴァン・ダム選手という超一流のヘビー級ファイター達が揃って練習することとなります。まさに世界一のジムと呼ぶに相応しいメンバーが揃いました。ノブ ハヤシ選手も白血病を克服し、これら仲間達の中に入ってトレーニングを行えることを心待ちにしています。